「やったらできた!」へ

家庭学習の習慣化を目指して 「やればいい」から「やったら,できた!」へ

一昨年から、五泉小学校では、これまでの子どもの家庭学習への取組を見直しました。家庭学習強調週間の期間中は、メディアを意識したり、家庭学習に継続して取り組んだりするよい姿が見られるのですが、強調週間が終わると、継続することが難しくなってしまいます。「やればよい」「やらされている」学習になってしまう傾向が、学力テストの意欲の面からも感じられることが悩みでした。
そこで、少しでも「自分のために力になる」「努力したらできるようになってうれしい」と感じられる学習ができるように、これまで以上に家庭学習に力を入れて取り組んでいます。まず、「自分でやる」意欲や目的意識を高めるために、全学年で自学メニューなどを取り入れた家庭学習カードを活用しています。中・高学年は,毎週金曜日のスキルタイムなどを中心に、家庭学習の計画を立てる時間を設定し、意欲的に学習に取り組めるようにしています。また家庭学習の手引きや学習内容の例を示し、子どもが様々な学習方法を身に付けていけるよう指導しています。でも自分で決めた家庭学習の内容が簡単すぎたり、同じ事の繰り返しになったりして、せっかくの時間がいかされないお子さんもいます。
そこで、保護者の皆様からは、お子さんの家庭での学習の取組に励ましの声掛けをお願いします。取り組みに困っていたら、相談にのっていただけるとありがたいです。2~6年生は、4月の学習参観頃までに家庭学習カードを提示します。1年生は、学校生活に慣れた頃から家庭学習カードを活用します。

 

【家庭学習を支える4つのポイント】
◯勉強しやすい環境をつくる!
◯勉強している様子を見守る!
◯学校での様子に関心をもつ!
◯将来の夢や職業についての話をする!

2025年04月08日