新年あけましておめでとうございます。
今日から3学期がスタートしました。始業式では、代表児童による3学期頑張りたいことの発表や校長先生の講話、校歌の合唱がありました。どの子どももとても真剣に話を聴いていて、「新たな気持ちで頑張るぞ!」といった雰囲気が伝わってきました。また、久しぶりに会えた友達と嬉しそうに休み時間を過ごす子どもたちの様子も見られました。
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〒959-1866 新潟県五泉市学校町3番14号
こんにちは。五泉小学校5年生です。5年生は、総合的な学習の時間でお米について学びました。一年間学習してきたことを発信します。
1 はじめに
5年生は次のような学習をしました。
①農家さんに貸してもらった田んぼの一部と、学校のミニ田んぼを使っての米作り。
②農家さんや地域振興局の方から米作りの現状についてのお話を聞く。
③自分たちがもっと考えたいと思ったテーマに沿っての調べ学習。
2 学習して分かったこと
話を聞いたり調べたりしていくと、米の消費量が減ってきているということが分かりました。それだけでなく、生産量もだんだんと減ってきていることが分かりました。ぼくたち5年生の中でも、朝食にご飯ではなくパンを食べる人が多かったです。このまま米の消費量が減り続けると、もしかしてもっと米が作られなくなるのではないかと心配になりました。お話を聞かせてくださった地域振興局の方も「もっと米を食べてほしいです。」と言っていました。
3 米を食べて
米を食べない理由はいろいろとあるようですが、その中に「太るから」と思っている人がいます。しかし、それは違うそうです。ごはんは、パンや麺類と違ってゆっくりと消化されます。そうすると、お腹が空きにくくなり、余計な間食をしなくて済みます。体に脂肪をためるホルモンの分泌が緩やかなため、パンや麺類と比べて太りにくくなります。「他のものの方が美味しいから」と思っている人は、たまには日本で作られた美味しいお米を食べてみたらどうでしょう。もちろんパンや麺も美味しいですが、ごはんも美味しいですよ。
4 終わりに
農家さんも地域振興局の方も「お米を食べてください。」と言っていました。せっかく農家さんが一生懸命作った美味しいお米が、食べてもらえないままでいるのはとてももったいないです。今、みなさんにたくさん食べてもらえるとお米は喜びます。みなさん、ぜひ美味しいごはんをたくさん食べてください。
今日の朝、創立記念全校朝会がありました。
今年度で、五泉小学校は創立146周年目を迎えました。
校長先生から創立記念に関する講話や、○×クイズがありました。
子どもたちは、五泉小学校の歴史に触れるとともに、とても楽しそうに○×クイズに答えていました。
また、後半には代表3名の子どもが、今年度または1学期に頑張っていきたいことの発表を気持ちを込めて行うことができました。
その後、ファミリー発会式がありました。
1~6年生の異学年で編制される班がファミリー班です。この発会式によって今年度のファミリー班が今日からスタートしました。
早速、今日は、自分の班長さんの似顔絵を班のメンバーと描きました。
ファミリー班の活動を通して、様々なメンバーと協力し合いながら物事をやり遂げていく力をさらに高めていってほしいと願っています。
5月26日(水),延期になっていた運動会を実施しました。
今年度は、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、徒競走,学年リレー、表現運動と競技数を限定し,低・中・高学年部ごとに行いました。徒競走では,一人ひとりの力強い走り,学年リレーでは力を合わせてつないだバトンパス,表現運動では,息ぴったり合った踊りとそれぞれの学年のよさが光っていました。赤白どちらのチームも持てる力を出し切った、すばらしい運動会になりました。
また,一人ひとりの競技の頑張りはもちろん,他にも運動会用具の準備,当日の進行など運動会を支えてくれた、リーダーの6年生の頑張りが大変立派でした。
平日開催となり,保護者の皆様から参観いただくことができませんでしたが,ご理解とご協力をいただき,大変ありがとうございました。
9月22日(木),第2回学校運営協議会が行われました。今回は,感染症拡大防止のため,オンライン会議での開催でした。
会議では,学校より1学期前半の教育活動や学校評価,1学期後半の教育活動についての説明を行い,委員の皆様と学校の取組について話し合いをしました。教育活動については,新型コロナウイルス禍における学校行事等の開催や運営方法について意見交換しました。その他,全国学力・学習状況調査の結果から見えてきた課題(家庭学習や読書,ゲーム等の遊びの時間やルール設定など)に対し,どのように解決していったらよいかについても話し合いました。
来年度,五泉小学校は創立150周年を迎えます。創立150周年という節目を迎えるにあたり,実行委員会を立ち上げ,どのような記念事業を行うか等についても話し合いました。
11日,12日の2日間,五泉市内等を巡る修学旅行に行ってきました。1日目は,五泉の「歴史」「食」「産業」「環境」をテーマに活動班ごとに計画を立て,企業や商店などを回りました。1日目の最後は,全員でラポルテ五泉を訪ね,佐取館に宿泊しました。2日目は,永谷寺で座禅体験をし,田沢ぶどう園でシャインマスカットの試食をしたのち,サントピアワールドでおもてなしの心を学びました。
2日間でたくさんの五泉の人たち等に出会い,五泉人の働くことへの思い,五泉への思いを聞くことができました。たくさんの出会いを通して五泉のよさを再発見し,自分や五泉の未来について改めて考えることができました。また,様々な場所を訪問することを通して,あいさつやお礼,地域の方との接し方など当たり前の礼儀についてもう一度学び,実践するよい機会ともなりました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止による延期など,当初の計画とは異なる修学旅行ではありましたが,保護者の皆様,地域の方々のご理解とご協力により,子どもたちにとって実り多い修学旅行になったこと,感謝申し上げます。
6月14日(火)に,五泉市土堀にある「どばしっこ清水」と「トゲソの里」へ行ってきました。「どばしっこ清水」は,県内の名水にも指定されている場所です。
初めて実際にトゲソを見た子どもたちは,「思っていたより小さいね」と口々に言っていました。
トゲソの会の中村さんや斉藤さんの案内で,清水を味わって「甘い」「飲みやすい」と喜び,里山の草や木の実を見て,自然の中で思いきり楽しんでいる表情は,学校とはまた違うものでした。
またトゲソの天敵であるザリガニの駆除では,網を手にして奮闘し,全部で100匹以上のザリガニを捕ることができました。
湧水に棲む魚で、農業の近代化とともに激減してきたトゲソ。体験を通して,五泉のきれいな水をこれからも大切にしていきたいと考えた4年生でした。
6/22(水),6年生は総合学習で商店街のお店や施設を訪問しました。始めに,商店街の雁木通りを歩き,商店街の様子を見学しました。その後,班ごとに分かれ,インタビューするお店や施設に伺いました。インタビューでは,開業した年や仕事内容,五泉市や商店街に対する思いをお聞きしました。どのお店の方も施設の方もやりがいをもって仕事をしていることが分かりました。また,もっと商店街にお客さんが来てほしい,商店街を盛り上げたいという思いをもって商店街の方が働いていることにも気が付きました。
今回の商店街訪問の経験から,子どもたちは同じ地域に住む6年生として,何かできることはないか考えていきたいという意欲を高めていました。
8月31日(水),授業中の火災を想定した避難訓練を実施しました。非常ベルや放送があった時の約束について学び直し,押さない,走らない,しゃべらない,戻らない,低学年優先の合言葉を守り,教室からグラウンドまで安全に素早く避難することができました。
<校長先生のお話>
避難訓練は,命を守る勉強です。次の3つのことができたか振り返ってほしいと思います。①すばやく行動する。②よく聞く。③静かにする。みなさんは,どうだったでしょうか。全校児童が避難完了するまで,5分間でした。大変すばやく行動できました。
火災は,いつ,どこで起こるか分かりません。学校だけでなく,どの場面でも自分の命を守ることができるよう,今日の訓練を生かしてほしいと思います。
養護教諭と栄養教諭で連携し、小学生でもコンロなどの火を使わずに電子レンジだけで簡単に作れる朝食レシピ動画を作成しました。時間がある時に、ぜひ作ってみてください。
★おかかおにぎり
★みそだま
★ウインナーとほうれんそうのバターしょうゆ
★キャベツのマヨネーズおひたし
★フルバージョン
新潟県では、いじめや差別によって子どもの人権が侵害されることがないように、「新潟県人権教育基本方針」に基づいて、毎年「人権教育強調週間」を設けています。
五泉小学校は、11月21日(月)から12月9日(金)を人権強調週間として取り組みました。集会委員会の児童による劇やいじめをテーマにした授業を通して、どんな理由があってもいじめをしてはならないこと、相手が嫌な気持ちになれば、それはいじめになることを学びました。その後、学級ごとにいじめを起こさないため、いじめを見逃さないためのスローガンを決め、お昼の放送で全校に宣言し、いじめ見逃しゼロになるための取組を行いました。
<玄関ホールに掲示した各学級のスローガン>
12月に『いずみっ子 朝食レストラン ~ぼくもわたしもレンチンシェフ~』の動画を配信したところ,早速冬休みに実践した子どもたちがたくさんいました。
この取組は子どもたちからも好評だったため,この度『いずみっ子 朝食レストラン ~ぼくもわたしもレンチンシェフ~Part2』を作成し,配信することにしました。小学生でもコンロなどの火を使わず電子レンジだけで簡単に作れる朝食レシピです。ぜひチャレンジしてみてください。
☆コンソメスープ
☆バナナヨーグルト
☆はなやさいのごまじょうゆあえ
☆マグカップクロックムッシュ
令和5年度がスタートしました。68名の新1年生を迎え,全校442人でのスタートです。職員は20人が転入し,総勢51人です。地域の皆様,保護者の皆様のお力をお借りし,「行きがい」のある学校を創ります。どうぞ,よろしくお願いいたします。
今後,定期的にブログを更新してまいります。
4月22日(土),23日(日)は晴天に恵まれました。すると朝早くから日々とてもお忙しい渡辺さんが,畑づくりを行ってくださいました。草を採り,肥料をまき,畑を耕します。その後,畝立てとマルチ貼りをしてくださいました。枝豆やサツマイモや色々な野菜を育てていきます。一生懸命にお世話をし,たくさんの野菜の収穫を楽しみたいと思います。写真の機械は,畝をつくりながらマルチを貼ることのできる機械です。その性能と渡辺さんの手際のよさににびっくりしました。最近,機械も,マルチも,肥料も値段が一気に上がり,農家さんは大変だそうです。渡辺さん,たくさんのご支援をいただき,ありがとうございます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
今日も素敵な1日でした。五泉北中の生徒会の皆さんや校長先生,職員の方が朝早くから来校し,五泉小学校の子どもたちを素敵なあいさつで出迎えてくださいました。その後の児童朝会では,北中生徒会の皆さんが寸劇を通して,良いあいさつについて「目を見て,大きな声で,はきはきと。」と説明をしてくれました。あまりにも立派な中学生だったので,「さらに素敵な中学校になりそうですね。」と声を掛け,「こんなに立派になったのは,小学校のおかげだね。」なんて言うと元気な声で「間違いない!」と応えてくれました。本当にいい子どもたちです。児童朝会を終え退場する子どもたちにハイタッチを求められ,優しく応えてくれました。
さらに,午後には中学1年生が来校し,6年生と一緒にマリーゴールドの苗をプランターに植える作業を行いました。司会や進行の指示に従い,落ち着き,協力して苗を植えている姿には,さすが卒業生,五小の最高学年と思いました。北中代表生徒のあいさつで「地域に笑顔を届ける」という話がありました。これまでお世話になっている地域の方への感謝の気持ちを込め,大切に花を育てていきます。花は,五泉小と北中学校とそれぞれで世話をします。是非,ご覧になってください。
今日,晴天に恵まれたのは,子どもたちのこれまでの行いがとっても良かったことが証明されました!
雨で延期になっていた5年生の田植え。快晴のもと行われました。3本の苗を親指と人差し指と中指で持ち,予め田んぼに印をつけた,十字形のぶつかっている交差点にしっかりと植え付けます。田んぼにはたくさんの生き物が見られ,それを見た子どもたちは一喜一憂。私たちの主食を育てている大地に足を踏み入れ,歓声?悲鳴?わきました。なかなか田んぼに足を踏み入れることができなかった児童がいましたが,時間が経つと田んぼに入り,苗植え体験を行うことができました。今日植えた苗がみるみる成長し,花を咲かせ,黄金色の稲穂になります。田植え体験をするまでには,大変な準備作業があります。準備,指導をしてくださった渡辺さん,大変ありがとうございました。このような貴重な体験が,子どもたちの心を豊かに,温かく,強く耕しています。
2年生が一人一鉢で夏野菜の苗を植えました。ナス,ミニトマト,オクラ,キュウリの苗です。9号鉢に自分が育てたい野菜を選んでその苗を植えました。自分が植えて,自分で育てた特別な宝物の鉢の完成です。これから成長し,やがてつぼみを付け,花を咲かせ,実を結びます。一人一鉢にしたことで,夏休みにはその鉢を持ち帰り,家で育てたり,収穫を楽しむことができます。また,畑には枝豆とサツマイモの苗を植えました。日々,観察やお世話をすることを通して,子どもたちはその過程を目の当たりにします。ウキウキ,ワクワク,ドキドキ体験の連続です。その感動をみんなで共有していきましょう。また,この活動を行うにあたり,たくさんの方々の支援をいただきました。畑づくりから準備をしていただいた渡辺さん,支柱を立てるボランティアに来てくださった保護者の皆さん,アサガオの支柱を提供していただいた皆様に,深く感謝申し上げます。おかげで大成功です!
卒業生と6年生が植えたマリーゴールド。大きく成長させるために,花を摘みました。その花を水に浮かべてみました。摘んだ花を頭に飾っている6年生の男の子や女の子もいました。私の胸ポケットにきれいなマリーゴールドを指してくれた子もいました。しばらく児童玄関に飾ってあります。お越しの際は,是非,ご覧ください。
明日は,PTAグラウンドPTA作業を7:30から行います。参加の申し込みをいただき,ありがとうございます。飛び入りでの参加も可能です。子どもたちの運動会をいい環境で行うことができるよう,是非,力をお貸しください。お待ちしております。
PTA親子環境整備作業を行いました。PTA環境施設部の皆様からご尽力いただいて準備を行い,天候にも恵まれ滞りなく作業を実施することができました。1時間の作業を経て,子どもたちが徒競走で走る100mトラックはきれいに整備され,時期に始まるプールの周辺の草,側溝にたくさんたくさん積もった土や根を取っていただきました。側溝の重たいふたや上げた泥を動かす作業はとても重労働なのですが,皆様から黙々と作業を進めていただきました。数は力です。保護者の皆様や子どもたちのおかげで,五泉小学校の環境が整いました。気持ちよく運動会,プール授業をはじめとする教育活動を進めることができます。貴重なお時間をさき,参加してくださった保護者の皆様,子どもたち,本当にありがとうございました! 参加の申し込みのあった人数に40本付け足して飲み物を用意いたしました。結果,全てが無くなりました。飛び込みで参加してくださった方々がたくさんいらっしゃっていたことが分かりました。
また,作業後もずっと草刈り機の音がグラウンドに響いていました。ふと見ると,ドラゴンタイガースの子どもたちが親子作業の後,大きな声を出して一生懸命に練習をしている中,その関係者の方が,草を刈り,熊手でその草を集めてくださっている姿をお見掛けしました。こんな素敵な方々に支えられていることにとっても幸せを感じます。子供は大人の背中を見て育ちます。ドラタイの子どもたちの笑顔や挨拶がいいのには,しっかりとした理由があることが分かったような気がします。
10月には2回目のPTA環境整備作業を予定しています。次回は,校舎内のガラス拭きの予定です。保護者の皆様のたくさんの参加をお待ちしています。
5月20日(土)は,大運動が行われます。只今,協議,応援合戦,式典等の練習の真っ最中。授業中だけでなく,休み時間にも頑張る子どもたちの元気な声が響いています。お子さんそれぞれが自分のめあてをもって参加します。一番のご褒美は,お家の方からの応援と「がんばったね」のねぎらいの言葉です。是非,お子さんが応援や競技や係等の仕事で一生懸命に頑張る姿を目に焼き付けてください。勝つも負けるも全てがこれからの人生の財産です。全ての家族にとって素敵な1日になることを願っています。楽しい一日を五泉小学校のグラウンドでお過ごしください。
実施の有無は午前6時30分に安心安全メールを配信いたします。当日の朝,7時にグラウンドを開放いたします。前日及び当日7時前の場所取りはご遠慮ください。
先日配付した運動会プログラムです。必要に応じてご覧ください。
久しぶりの制限なしで行われた運動会。グラウンドには子どもたちの元気があふれていました。赤組も白組も6年生を中心とした応援団の子どもたちのきびきびとした動き,気合の入った声。徒競走やリレーの真剣勝負,真剣な顔。放送係の素敵なアナウンスの声,名前を呼ばれた時のいい返事。にぎやかや競技の応援の中,担当職員の旗の合図で一瞬に静まり返る緊張感。一生懸命に自分の役割をこなす5・6年生の係児童。1000人を超える保護者・地域の皆様から頂いたたくさんの声援。子どもと職員とが協力し創り上げている一つ一つに心打たれました。今回は,競技も応援も白組の勝利で幕を下ろしました。白組の子どもたちの喜び様,赤組の子どもたちの悔しがる姿は,運動会だからこそ現れる姿です。赤組応援団長は,閉会式のあいさつで「負けたけど,みんなが一生懸命に頑張ってくれたから,とてもいい運動会でした。」と語りました。勝っても負けても,運動会に向けてこれまで一生懸命に頑張る日々を積み重ねたからこそ,感じられたことと思います。うれしい気持ちは,ワクワクしやる気が出ます。悔しい気持ちは,成長するためのエネルギーになり,心を強くします。運動会を終え,子どもたちはさらにパワーアップしました。
朝早くから学校へ来て,ボランティアでグラウンド整備やテント張りを手伝ってくださった保護者の皆様,競技中,グラウンドで頑張る子どもたちに温かい声援を送ってくださった皆様,大変ありがとうございました。是非,これからもご支援をいただき,子どもたちの成長を一緒に見守っていただけたらと思います。
ふるさと五泉には住んでいる私たちにも分からない,魅力にあふれています。五泉市はなんて素敵な場所なんだろう!五泉市にはとっても素敵な方がいる!新しい場所を発見したり,素敵な人と出会ったりすることはワクワクします。「灯台下暗し」というように,意外に私たちの住んでいる身近な地域のことを分からないようです。3年生の時も町探検を行っていますが,6年生になりさらに深く深く探ります。五泉小学校の学区にある商店街付近を中心にお店や神社の訪問を行ってきました。子どもたちから見た,五泉市の良いところ,五泉商店街の良いところを発見します。大変大変お忙しい中,子どもたちの見学やインタビューに快く引き受けてくださった皆様,大変ありがとうございました。
運動会を盛り上げてくれた6年生。陸上大会に向けて頑張っている6年生。この忙しい最中,この季節がやってきました。「プール清掃」です。五泉小学校は恵まれていて,大プールと小プールの2つのプールがあります。体育部の職員が昼休みに道具を準備し,プールで待っていると,元気な6年生の子どもたちが「よろしくお願いします。」「ありがとうございます。」等と各々が大きな声を出してやってきました。プール掃除はプールの床だけではありません。洗体槽・シャワー,オーバーフロー,プールサイドの側溝……。たわしやブラシで1回こすっただけでは落ちない汚れを,何度も何度も根気強く,粘り強く,あきらめずに一生懸命に磨いていました。こすった汚れを流すために,バケツに水を汲み何度も何度も重たいバケツを運んでいました。「ここお願い」「ありがとう」「いくよー,離れて」「水を流してほしい場所はありますか?」それぞれが任された仕事を友達と声をかけ合いながら協力して,プールの汚れという難敵に立ち向かってくれました。側溝の泥をすくってくれた児童も,仕事を終えるとすぐに他の仕事をしたり,バケツに水を汲んで側溝の汚れを流したり,素晴らしい働きぶりでした。掃除を終えた帰り際も元気でとってもさわやかでした。みんなで協力して学校をきれいにするという達成感を感じてくれたのかも知れません。本当に頼りになる,素晴らしい6年生たちです。こんな6年生の姿が,五泉小学校の伝統であり,後輩たちに受け継がれていきます。6年生のみなさん,いつも本当に素晴らしい姿を示し,良いお手本になってくれてありがとう!!!
令和6年度運動会を5月18日(土)に行います。今年のスローガンは,「赤と白 力を合わせて 優勝だ」です。現在,応援団を中心に応援練習が行われ,学校全体が活気に満ち溢れています。一生懸命に取り組む姿に,子どもたちから元気がもらえます。運動会当日のグラウンド開放時刻は,7:00です。また,今年は「すぐーる」を用いて保護者の皆様から応援の採点をしていただきます。是非,一生懸命に頑張るお子さんの姿を見にいらしてください。お待ちしております。
運動会まであと1週間になりました。朝早くからたくさんの保護者,子どもたちに参加していただき,グラウンド環境整備作業を行うことができました。たくさんの方々によってグラウンドの草がむしり取られ,パワフルなお父さん方の手によって側溝の泥が取り去られ,プールサイドの草もきれいに取っていただきました。きれいな環境の下で今後の学習を進めることができます。大変ありがとうございました。また,PTA環境施設部の皆様からは,さらに朝早くからお出でいただき,作業の準備をしていただきました。後片付けもしていただきました。深く感謝申し上げます。昨年度に比べ,参加者が激増しました。是非,今後もより良い五泉小学校にしていくためにご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。保護者と子どもたちの協力パワーは最高です!
暖かな日が続き、すっかり春の陽気となりました。放課後に自転車で校庭に遊びに来る子どもの姿も多くみられるようになりました。多くの子どもは、ヘルメットを着用してきているのですが、一部ヘルメットを着用していない様子が見られます。
道路交通法では,保護者が子どもを自転車に同乗させる,もしくは,子ども自身が自転車を運転する際,ヘルメットを着用するように努めなければならないことが定められています(第63条の10)。令和5年からは、子どもだけでなく、自転車に乗るすべての人に着用が求められるようになりました。
交通事故総合分析センターの調べによると、自転車による事故の際の頭部・顔部の損傷について、ヘルメット非着用者は着用者に比べると約12倍(令和3年)になるそうです。
お子さんの安全のため,自転車乗車時はヘルメットの着用をお願いします。
学校だより 4月号より
81名の1年生を迎え入れ、全校児童443名で令和6年度の第一歩を踏み出しました。新しい学年のスタートに期待と希望を抱き、登校してくる一人一人の姿からは、成長の階段を一つ上った喜びやうれしさが感じられました。また、13名の教職員も新たに五泉小学校の一員に加わり、教職員総勢51名で令和6年度の教育活動を進めていきます。今年度も、保護者・地域の皆様の変わらぬご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
我らは萌えずる 園生(そのう)の二葉 教えの光に いざ伸び行かん
これは、五泉小学校の校歌の歌詞の一節です。子どもの成長への願いを、大地から芽を出し、二葉となり、空へと茎を伸ばし、葉を茂らせていく植物になぞらえています。伸び行く植物はやがて花を咲かせます。教育もまた同じです。学校という大地から子どもが芽を出すには、種をまかなければなりません。それは、確かな学力の種だったり、豊かな心の種だったり、健やかな体の種だったりと様々です。しかし、種をまいただけでは芽は出ません。水を与えなければなりません。それが周りの大人のかかわりです。水の役目をする周りの大人は、教師だったり、家族だったり、地域の人だったりと様々です。また、水を与えたからといって芽が出るとは限りません。芽が出たからといって、二葉となり、茎を伸ばし、葉を茂らせ、花を咲かせるとは限りません。与える水が乏しければ芽は出ません。芽が出たとしてもしなびて枯れていきます。それを無関心・放任と呼びます。与える水が多すぎれば、種が腐って芽は出ません。芽が出たとしても根が腐ってしまい枯れていきます。それを過保護・過干渉と呼びます。大人は、乏しすぎず、多すぎず、適度な水を子どもに与え続けなければなりません。
学校は、子どもの健全な成長を促すよう、種をまき、水を与え、覚悟と責任をもって教育活動に当たっています。しかし、学校という大地で子どもが過ごす時間は、1日のうちで半分にも及びません。家庭で過ごす時間が大半です。ですから、家庭という大地では、親が覚悟と責任をもって、子どもの健全な成長を促すよう、種をまき、水を与え続けなければなりません。例えば、朝食です。朝食を摂らなかったり、不十分な朝食だったりすると、脳に十分な栄養やエネルギーが行かず、朝から不安定だったり、学習に集中できなかったりします。例えば、インターネットを含めたメディアの使用です。学校では、2時間以上の使用や就寝前1時間以内の使用を控えるよう呼び掛けています。しかし、長時間の使用が日常となっている子どもがいます。長時間の使用が家庭学習や睡眠に支障となり、メディアから離れられないなど、生活全般に影響が生じていることがあります。例えば、親と子どもとのコミュニケーションです。親と子どものコミュニケーションが不足すると、子どもは親からの愛情を感じられない状態になり、心が不安定になります。学校と家庭とが連携して種をまき、水を与えることで、子どもが芽を出し、茎を伸ばし、花を咲かせることができるようにしていきたいものです。
五泉小学校では、今年度も、全ての教育活動を通して「共創力」の育成に取り組んでいきます。「共創力」とは、「自他の違いを受け止めつつ、対話を通して、共に課題を解決し、新たな考えを創り出す力」のことです。子どもにとって価値ある対話やかかわりを生み出し、他者の違いを知り、自らの学びに生かしていけるよう、また、学びの基盤にある自己肯定感やよりよい人間関係を育んでいけるよう、「共創力」の種をまき、水を与え続けていきます。
学校だより5月号より
五泉市内の小中学校では、「地域とともにある学校」づくりを目指し、学校運営協議会を母体としたコミュニティ・スクールが導入されています。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことを目的としています。4月17日に第1回学校運営協議会兼地域学校協働本部会を開催し、学校運営協議会委員、地域学校協働本部本部員の皆様から、学校運営方針や教育活動についてのご意見をいただきました。
地域と学校とがそれぞれの立場でアイディアを出し合い、連携をさらに発展させ、子どもたちの成長を支えていきたいと考えています。学校では、教育活動に生かせる特技をお持ちの方、子どもたちのためにお時間とお力を貸していただける方を大募集しています。ご協力いただける方は、五泉小学校にお問い合わせください。
地域の方からうれしいお電話をいただきました。学校だより「いずみ(4月号)」を回覧板でご覧になった地域の方が、「もし自分にできることがあれば。」と学校へご連絡をくださいました。きっかけは、子どもたちの素敵な挨拶とおっしゃいました。果樹園を経営なさっているその方は、20mも先から大きな声で「こんにちは」のあいさつをしてくれる子どもがいるとおっしゃり、どのような教育をするとあのような素敵な子どもが育つのかと質問してくださいました。今回、そのような子どもたちの成長に少しでもお手伝いすることがあればということで、ご登録いただきました。各学年や委員会等で工夫して取り組んできたあいさつの種が成長し、地域の中でも花開いてきたことを知り、職員一同、とても喜ぶことができました。五泉北中学校の生徒のあいさつも素晴らしいです。子どもたちを中心に、地域の中でもっともっと温かいあいさつの輪が広がっていくことを願っています。子どもたちの素敵な姿を教えていただき、誠にありがとうございました。
今年度、私は白組応援団長になりました。団長に立候補した理由は、4年生のときから見てきた応援団長がかっこよかったからです。応援練習は、昼休みを使って、応援団のみんなと頑張りました。朝の学年応援練習でも、優勝できるように、低学年から高学年みんなで団結してきました。小学校生活最後の運動会なので、応援団や白組のみんなを支え、引っ張っていけるように頑張ります。
昨年度も、私は白組の応援団をしていました。昨年度、赤組に勝つことができた経験を生かして、今年度も応援と競技の2つの優勝を勝ちとりたいです。
ぼくは、今年度赤組の応援団長になりました。責任をもって赤組のみんなを引っ張っていき、団結できるように指示を出したいです。そして、応援や競技をがんばりたいです。全校のみんなが競技や応援をがんばれるように、応援団長としても6年生としても手本となるように、自分もしっかりと声を出したいです。応援や競技の練習をたくさんし、本番で力を発揮できるようにしたいです。
昨年度、ぼくは赤組で、応援も競技も負けてしまい、くやしい思いをしました。だからこそ、今年度は、赤組が優勝できるように、運動会を楽しみ、盛り上げていきたいです。
学校だより5月号より
「保護者同士力を合わせ、五泉小学校を盛り上げていきましょう」
日頃より皆さまからの積極的なご協力をいただき、おかげさまで五泉小学校はPTA活動が盛んです。昨年度、市内の他校と合同で行われた市P連ドッヂボール大会では大いに盛り上がり、五泉小学校PTAは優勝を収めることができました。しかしそのドッヂボール大会は、今年度は行われない見込みです。コロナ禍をはじめとする社会環境の変化を受け、自粛・縮小傾向にあったPTA活動において、各校PTA同士の交流よりも、まずは各校それぞれのPTA活動を盛り上げていくことが優先であろうとの結論からです。まったくその通りであると思える一方で、一抹の寂しさも感じます。PTA活動は、子どもの豊かな教育活動を支えるうえで必要不可欠なものであるとともに、その発展や活性化のための交流行事も、学校における教育活動について理解を深め、先生方と保護者とで思いを共有する機会として、たしかな意義あるものであったと実感しているからです。「コスパ」「タイパ」などの言葉に象徴されるように、効率重視・簡素化の世の中です。そのめまぐるしいスピード感にただ流されるだけでなく、ふと立ち止まり、「子どものために」何が必要であるのかを見極める視点とゆとりは持ち合わせていたいと思います。皆さまと共に、五泉小学校のPTA活動を創りあげ、盛り上げていきたいと考えます。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。
学校だより5月号より
「子どもたちのために」
ご入学・ご進学誠におめでとうございます。
また、今年度も多くの皆様方に後援会にご加入いただきましたことに心より感謝を申し上げます。今年度、皆様からお預かりいただきました後援会費は、子どもたちの学習、スポーツ、文化活動の補助や児童図書の購入、学校環境整備のための資金などにあてさせていただき、多岐にわたり子どもたちの学校生活をサポートさせていただきます。小学校時代は、人生の中でもいつまでも思い出に残る大事な期間です。その期間がより楽しくより美しく健やかなものになるように、子どもたちの学校生活と成長を後援会として今後も支えてまいります。最後に、皆様からいただいたご厚意に改めて深く感謝するとともに、今後も本会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
6学年だよりより
6年生の子どもは、体育の時間を中心に陸上練習に取り組んできました。限られた時間の中で、どんな練習をすればいいかを担当の職員も熱心に考えてました。「言われてから動いていた」姿が、「自分たちで準備をして、練習を始める」姿へと変わり、子どもの意欲がたくさんの結果につながったのだと思います。子どもの振り返りには、思いがたくさん詰まっていました。
6年生のために、たくさんの人が応援をしてくれました。壮行会では、下学年がエールを送ってくれました。あおば学級の子どもたちが温かいメッセージを書いてくれました。1年生からは、可愛いお守りをもらいました。記録会では、そのお守りをゼッケンの中に入れて競技に参加する子どももいました。みんなの応援が6年生の頑張る原動力になりました。
5年生学年だよりより
今週、学年でオリエンンテーションを行い、自然教室で身に付けたい力や2日間でどんなことをするのかなど概要を確認しました。その後、「こんな自然教室にしたい!」という5年生みんなでがんばりたいことを書いてもらったところ、次のような言葉が出されました。
☆ みんなで協力 ☆ だれとでも協力 ☆ クラスが違っても仲良く☆ みんなと仲を深める ☆ みんなに平等に ☆ けんかなし ☆ いじめなし☆ 楽しく ☆ みんなで良い思い出をつくる ☆ 最高の自然教室にしたい ☆ 初めてのことも自分から進んで ☆ 一生懸命 ☆ あきらめない ☆ 工夫する☆ しっかり学ぶ ☆ 安全に ☆ 話をよく聞く ☆ 迷惑をかけない☆ きれいに(施設を)使う ☆ きまり・ルールを守る ☆ すぐに、てきぱき行動☆ 変化したことにも対応 ☆ おふざけしない ☆ 一人一人がちゃんとする
学校として自然教室でがんばってほしいと願っていることが、子どもたちの言葉に詰まっていました。「みんなでめあてをもって行事に向かおう」という気持ちが見え、うれしいです。さて、自然教室を楽しみにする声がたくさん聞かれる一方で、「不安」という声もあります。それは、宿泊する施設「新潟県少年自然の家」での生活です。ホテルや旅館のようにサービスを受ける場所ではなく、施設を借りて学習させてもらう場所なので、基本、「自分のことは自分で」という場所です。ですから、普段の旅行などで利用する宿泊施設と比べると、「不便なところ」なのだと伝えました。しかも、「自分たちの片付け=次の利用者の準備(思いやりのリレー)」になっているため、施設の利用方法や物の片付け方などに細かなルールがたくさんあり、所員さんのチェックがかなり厳しいです。また、子どもたちにも説明しましたが、数年間続いた感染症対策が終わり、施設の利用人数制限がなくなったため、大変混雑しています。同じ活動場所で複数団体が活動する、待ち時間が長くなる、持ち物・靴などの取り違えが懸念されるなど、様々な困難が予想されます。そこで、「自分のことは自分で」「細かいルールを守って」などということに少しずつ慣れてステップアップしていけるよう、事前に家でも練習してもらいたいと思います。つきましては、ご家庭で練習して確実に自分の力でできるようになってもらいたいことを一覧にし、「これができると安心!ビンゴ」を作成しました。週末に(もちろん平日にできる人は平日にも)取り組み、自信をもって「(どれも)一人でできる」と言える状態で自然教室を迎えられるよう取り組んでください。週末の宿題などにもしますので、取組へのご理解とご協力をお願いします。
21日(金)に、再びトゲソの会の皆さんを講師としてお招きし、水をきれいにする実験を行いました。
初めに食紅や木の枝、砂や小石などを水に混ぜて汚れた水を作り、その水をどのようにしたらきれいになるかを考えました。ざるやキッチンペーパーなどに水を通し、その都度水の様子を観察しました。「ざるに通すと大きなごみが取れているな。」「キッチンペーパーは穴が小さいから、小さい土もきれいに取れた。」など、水の様子をよく観察しながら、気づいたことをたくさんメモしていました。
最後に、まほうの粉(炭)を入れ、よく混ぜてコーヒーフィルターを通すと・・・初めの汚れた水とは比べものにならない程、きれいな水になりました。子どもたちからは、「すごい!」「なんでなんで?」など驚きの声が聞かれました。
終わった後には、「水をきれいにするって大変なんだね」と感想を教えてくれる人もいました。たくさんの気付きのある実験となりました。
今年度の五泉小学校の大運動会は、すばらしい晴天のもとで実施することができました。今年度の優勝は、競技の部・応援の部とも赤組でしたが、赤白どちらも大接戦。堂々とした見応えのある運動会でした。種目は、徒競走、学年リレー(3~6年)、応援合戦、そして、今年度から新たに低学年の玉入れが行われました。徒競走、学年リレーでは、保護者の皆様の温かいご声援もあり、五泉小学校の子どもたちは、一生懸命競技に取り組みました。今年度新たに加わった玉入れでは、「チェッチェッコリ」のリズムに合わせてダンスを踊ったり、3つある籠に玉を入れ合計を競ったりと、1、2年生の楽しそうに競技に取り組む姿が、会場を盛り上げました。応援合戦では、5、6年生が応援団となり、全校をリードしました。応援団の掛け声に合わせ、赤白それぞれの組が必死に声を出し応援しました。競技も応援も係の仕事も全員で力を合わすことのできた、素敵な一日になりました。
学校だより6月号より
近年よく耳にする「確かな学力」。どのようなものかご存じでしょうか。学習指導要領(文部科学省の定める、教育課程の基準となるもの)では、「生きる力」の要素の一つとして「確かな学力」を位置付けています。その「確かな学力」は「知識・技能に加え、学ぶ意欲や自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力など」と定義されています。変化の激しいこれからの社会を生きる子どもには、これだけのことが求められているのです。
五泉小学校では、子どもが1人残らずこの「確かな学力」を身に付けられるよう、「共創力を高める児童の育成」を重点目標に掲げ、校内研究を進めています。「共創力」は「自他の違いを受け止めつつ、対話を通じて、共に課題を解決し、新たな考えを創り出す力」のことです。「共創力」を高め、学んだ先に「確かな学力」が身に付くと考えています。
先日、校内研究の第一歩として、6年1組で算数の授業を行い、五泉小学校の全職員が集まって、子どもの学ぶ様子を参観しました。子どもは、教科書やワークブックに載っている問題より難しい問題に挑戦しました。ある班は、式の表す意味を考える中で、式の中にある「2」の意味がどうしても分かりませんでした。その班は、どうして「2」なのか、どこからきた「2」なのかを何分間もずっと話し合っていました。そうやって子どもの考えがすり合わさっていく中で、「2」の意味が分かったタイミングがありました。考え付いた子どもに対し、思わず同じ班の子どもが「天才!」と反応しました。これこそが、「共創力」が高まった姿だと実感しました。心からの「なんで?」を突き詰め、話し合い、解決していく。これが子どもの本当の学びです。五泉小学校の全ての子たちたちから、こうした姿が見られるように、我々職員は、日々の授業を磨き上げていきます。
さらに、今年度は家庭学習の取組に力を入れていきます。全校で家庭学習カード(低学年は音読カード)を取り入れ、家庭学習の計画・振り返りをすることで、自分の学び方を実感・調整できる子どもを育てていきます。学校で考え、学んだことをしっかりと定着させるためにも、家庭学習はとても大切です。保護者の皆様からも、可能な範囲でお子さんの家庭学習をご覧いただき、サポートしていただけるとありがたいです。「共創力」を高めた授業と、家庭学習の両輪で子どもの「確かな学力」を育てていきます。今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
学校便り7月号より
今年は、パリオリンピックが開催される年です。オリンピック開幕までもう間もなくとなりました。今年のパリオリンピックでは、セーヌ川での開会式や新競技ブレイキンなど、東京オリンピックとはまた違った見どころが紹介されており、開幕が楽しみになります。4年に1度行われるオリンピックですが、どのような目的で行われているのでしょうか。オリンピックにはいくつかの目的があります。その中の1つとして、「スポーツを人間の調和のとれた発育に役立てること」を目的としています。調和のとれた発育を目指すことで、努力することの喜びや向上心、他者への敬意、フェアプレーの精神などを育みます。
小学校でも、体を動かすことを通して児童の心身の成長を目指しています。五泉小学校では、体育授業の中で「友達と関わり合いながら自己の課題を解決すること」、つまり、友達との関わりや対話から、できるようになったことや上手になったことを増やすことを目指しています。そのために、授業や単元の始めに、自分ができるようになりたいことの目標を立てます。目標を立てることで、自分の課題に集中して取り組むことができます。課題に取り組んでいると、自分だけでは解決の難しい課題もあります。その時は、友達と上達のためのヒントを交換したり、グループで課題解決の作戦を立てたりします。友達の姿や考えから、新たな見方・考え方を学び、自分の考えを深めることがさらなる成長へとつながります。そして、自分の課題を解決した時、喜びや楽しさを感じ、新たな意欲を高めることで、次の課題解決を目指すことができます。五泉小学校の児童が、達成感から努力する喜びやさらなる向上心を見出せるように、我々教師も授業づくりに努めていきます。
また、健康面でも規則正しい生活習慣が確立できるように取組を行っています。規則正しい生活習慣を確立するために、「家族と決めた時刻までに寝ること」「朝食を毎日食べること」を目標として取り組んでいます。生活習慣が乱れる要因として、寝る時刻が遅くなり朝起きることができない、朝ご飯を食べることができず、日中に活動するエネルギーを得ることができない、学校で眠くなったり具合が悪くなったりする、といったことが挙げられます。一つでもできないと、どんどん生活のリズムが乱れていきます。そのため、今年度は、4月にご家庭でお子さんと相談していただき、目標とする就寝時刻を決めました。そして、5月のチャレンジ5DAYSや7月のいずみっ子アンケートで、定期的に取組をふり返りました。お子さんはいかがだったでしょうか?また、校内の掲示板を利用し、児童や保護者に向けて睡眠や食事の大切さを伝えるための掲示を行って
います。6月の個別懇談の際は、『おいしい「おやつ」の裏の顔・・・』というテーマで、おやつのよい面と悪い面を伝えました。授業参観や個別懇談等で来校された際は、ご覧になり、ご家庭でも話題にしていただけていたらうれしいです。
今後とも、お子さんの規則正しい生活習慣の確立に、ご協力をよろしくお願いします。
6月20日(木)に、ファミリー班(1~6年生の異学年集団)で校内ウォークラリーを行いました。今年度で2回目となる活動です。ファミリー班で協力しながら課題を解決することで絆を深めること、メンバーとの対話を通して五泉小学校で大切にしている「共創力」を育むことをねらいとしています。
当日は、6年生のリーダーが中心となって、校内各所を回り、五泉小学校や地域にまつわるクイズや、班全員でチャレンジするミッションに取り組みました。子どもたちが協力し合う姿や笑顔がたくさん見られ、活動を通してファミリー班のつながりが強まった気がします。
当日は、PTA副会長のK.Aさんと、こやすくんからも来ていただき、地域に関わる問題を出題していただきました。学校を知り、地域を知り、友達のことを知るよい機会となりました。
活動後の6年生の作文を紹介します。
ファミリー班ふれあい活動の前、私は、自分のファミリー班のみんなは、「とても仲が良い」と自信をもって言うことはできませんでした。清掃の時間、バケツの水捨ては、私や5年生しかしていなくて、このままで大丈夫か不安でした。
活動の当日、ときどき低学年の子が、ファミリー班から離れて、どこかに行ってしまうことがありました。班長として班をまとめなきゃいけないと思って、慌ててみんなに声をかけて班をまとめました。それでも、活動が進むにつれて、班の気持ちが一つになっていくのを感じました。協力してクイズやチャレンジをしたり、「ここは混んでいるから別のところへ行こう!」や、「水を飲んだり、トイレに行ったりしたい人いる?」と話しかけていたら、ファミリー班のみんなと仲良くなれたと思いました。
活動の次の日に、1年生と2年生が進んでバケツの水捨てをしたり、みんなが協力しながら清掃をしたりしていて、とても良いと思いました。これからも、班のみんなと仲良く、チームワークを大切にしていきたいと思いました。
ファミリー班のふれあい活動では、クイズを解きながらみんなで意見を出し合うことで、たくさん話をすることができ、仲が深まりました。
体育館で、ポーズを決めて、写真を撮りました。みんながニコニコして楽しかったです。班長として、班のみんなに対して丁寧な話し方で関わり、班のみんなをしっかりまとめることができました。
途中で急ぎすぎてしまったけれども、他の学年の人が気付いてくれてみんなでまとまって行動するように心がけました。僕が何かを言うと「分かりました。」とか「はい。」とか返事を返してくれたのでうれしかったです。問題を出す先生に対して、班のみんなで、しっかりとあいさつもできました。
7月9日(火)に、全校でいじめ見逃しゼロスクール集会をしました。集会では、「女の子と男の子で差別」「陰口をしたあと無視をする」の二つの劇を見て、ファミリー班で三つの解決策(①なぐさめる②注意する③先生に伝える)から選び、話し合いました。6年生を中心に、活発に意見を出す様子が見られました。また、各学級で考えたいじめ見逃しゼロスローガンを代表児童が発表しました。
今年度は、10名の地域、保護者の方にも参加いただきました。今回は、子どもたちと一緒に解決策を考えていただきました。地域の方からは「スローガンは立てて終わりではなく、行動に移すことが大事である」とお話をいただきました。今後も学校・家庭・地域でしっかりと子どもを見守り、いじめ見逃しゼロ、そして、子どもの笑顔があふれる学校を目指していきます。
いよいよ夏休みに入ります。夏休みは自由な時間が増え,自転車に乗る機会も増えます。そこであらためて,保護者の皆様に,お子さんの自転車乗車時のヘルメットの着用をお願いいたします。交通事故分析センターの調べによると,ヘルメットを着用した場合,非着用時に比べ死亡率がおよそ4分の1だそうです。つまり、ヘルメットさえしていれば、4人に3人は命が助かっていたかもしれません。万が一に備え,ヘルメットの着用をお願いします!
PTA健全育成育成部長 挨拶
私たち健全育成部は、子どもたちが学校や地域で、安全に、そして、安心して過ごせることを目的に、交通安全の啓発などを主な活動として取り組んでいます。
今年度も、4月に春の交通安全街頭指導を、6月に1、2、3年生を対象とした交通安全教室の運営サポートを行いました。7月以降は、青少年指導員による地域巡視や、夏休み明けの交通安全街頭指導、9月以降は、次年度新1年生が安心して登校できるように、お迎え児童の相談の受付を予定しています。その他にも、地域の用水路や信号のない横断歩道等の危険個所について、小学校と情報の共有を行い、地域子ども会などで子どもたちへ注意喚起を図っています。
今後も、子どもたちの健やかな成長を一緒に見守っていけるよう、各地域の委員、保護者の皆様と手を携えて、活動を行ってまいりたいと思います。
学校だより9月号 校長巻頭言より
誰かに促されたわけではないのに、自主的に玄関前に立ち、登校してくる人にあいさつを呼び掛けることを続ける子どもがいます。
通学の途中、横断歩道で停止してくれた車に対して、横断し終わった後、深々と頭を下げてお礼の気持ちを伝える子どもがいます。
配り物を後ろの人に渡す際に、「どうぞ」と一声掛けて手渡しする子どもがいます。
次の授業の教室に移動する際に、出しっ放しになっていた他の人の椅子をそっと机に戻す子どもがいます。
図書室で本を借りる際に、本棚の中で倒れている本を立てて整える子どもがいます。
昼休み終了時、グラウンドに転がっていたサッカーボールを拾い、片付ける子どもがいます。
学校生活の中での、ともすれば埋もれがちな場面。やらなくても学校生活は当たり前のように流れていきます。やらなくても大きな迷惑が掛かることではありません。
でも、さりげなく、自然体で行動する子どもが確かにいます。このような子どもの姿に、キラリと光るものを見る思いがします。
中島みゆきさんの代表曲「地上の星」には、次のような歌詞があります。
「地上にある星を誰も覚えていない。人は空ばかり見てる。」
「名立たるものを追って、輝くものを追って、人は氷ばかり掴む。」
人はどうしても、活躍して名を挙げた人、賞賛を浴びる人、有名な人に目を向けてしまいがちになります。あたかも天空で光り輝く星のような存在の人です。しかし、世の中には、その存在は目立たないけれど、人知れず頑張っている人はたくさんいます。本当はとても価値があるけれど、誰も見向きもしないことをしている人はたくさんいます。あたかも地上で光る星のような存在の人です。
学校にも、天空で光り輝く「天上の星」のような存在ではないけれど、目立たず、人知れず、価値のあることをさりげなく頑張っている「地上の星」のような存在の子どもはたくさんいます。
毎朝、玄関近くにある「いずみちゃん」のモニュメントのボードに、心温まるメッセージをしたためる職員がいます。
昼休みに子どもとともにグラウンドや体育館に駆け出し、汗だくで遊ぶ職員がいます。
体育用具室をこまめに整理し、子ども等が使いやすいようにしている職員がいます。
校内掲示板に算数のおもしろ問題を貼り出し、子どもの学びを支える職員がいます。
休日に、身銭を切って研修会に参加し、自らの力量を高めようとする職員がいます。
漫画キャラクターを描き、教室を楽しい雰囲気にしている職員がいます。
目を転じると、こんな職員の姿も見えてきます。これも、人知れず頑張っている「地上の星」に違いありません。
ボランティアで力添えをしてくれる保護者や地域の方々がいます。
登下校の見守りをしたり、子どもに元気の出る声掛けをしたりする保護者や地域の方々がいます。
家庭の中にも、地域の中にも「地上の星」は存在しています。
学校も、それを取り巻く世界も、何と数多の「地上の星」に囲まれていることか。そんな幸せを感じながら、あれども見えずの「地上の星」を探し続けながら、1学期後期、そして、2学期の教育活動を進めてまいります。
夏休み前のアンケートで、自転車に乗る時のヘルメットの着用について、子どもたちに回答してもらいました。ご協力ありがとうございました。「自転車に乗るとき、ヘルメットをかぶっていますか」という質問に対して「いつもかぶっている」と回答した子どもは、普段自転車に乗る子どものうちの49%という結果になりました。ほぼ半数の子どもが、自転車に乗る際に、いつもヘルメットをかぶっているという実態が分かりました。五泉小学校では、平成30年にもヘルメットの着用に関するアンケートをとっており、その時の着用率は20.7%でした。この6年間で着用率が大きく増えていることが分かります。
6月に行った3年生の交通安全教室(自転車)では、多くの子どもがヘルメットをかぶるのは「当たり前」だと言っていました。ヘルメットをかぶることが世の中の常識に変わって来たのを感じます。
国内における自転車乗車時の事故数は、ここ20年間で半数以下になっているそうです。それを支えるのは、自転車に乗る人の交通マナーの向上だといわれています。自転車がより安心・安全な交通手段となるよう、子どもたちが五泉の街で安心・安全に自転車に乗れるよう、ご協力をお願いします。
水泳の見守りボランティアを保護者の方々から行っていただきました。おかげさまで,安心・安全のもと水泳指導を実施し,事故なく終えることができました。暑い暑い猛暑の中,または,急な土砂降りの中,ボランティアを務めていただき,大変ありがとうございました。ボランティアに参加してくださった方からメッセージをいただきました。是非,ご覧ください。
水泳授業の見守りボランティアに参加させていただきました。
今年の夏も猛暑が続き、子どもたちは水泳授業が一番楽しみな様子でした。いつも、目を輝かせながら体育館に集合する姿がとても印象的で、プールに入る瞬間の子どもたちは、さらに、きらきらとした笑顔になっていました。子どもたちの歓声が学校中に響き渡ると、私までにっこりと笑顔になるほどでした。普段見られない子どもたちの様子や、先生方の夏の暑さより熱意のあるご指導のおかげで、大きな事故もなく、無事に授業を終えることができ感謝しています。
ボランティアの活動を通して、子どもたちの成長と、きらきら輝く姿を見守ることができました。貴重な機会をいただき、心から感謝しています。ありがとうございました。
9月12日・13日に,楽しみにしていた修学旅行に行ってきました。子どもにとって、学校では味わうことができない体験がたくさんあった旅行になったのではないかと思います。見学場所では他の大勢の観光客の一人です。その場に合わせ、マナーを守った行動が求められます。ジェットフォイルやバスの中、宿泊先、見学場所では、たくさんの方が出迎えてくださり、丁寧に対応してくださいました。子どもからは、説明を真剣に聞く眼差しや楽しみながら体験活動をする姿がたくさん見られました。
子どもの作文をご覧ください。
最初はドキドキしていたけれど、みんなが楽しそうにしていて、自分も楽しく行こうと思いました。気付いたら、みんなとすっごくしゃべることができて楽しかったです。ホテルに泊まって、初めてみんなでさわぎました。
修学旅行でこんなにいい所に泊まって、食べ物がすごくごうかで、おいしかったです。最後の最後まで修学旅行を楽しみました。家族のためにおみやげを買ったら、家族が喜んでくれてうれしかったです。
いかさき体験を初めてして、色々教わりました。たらい舟では、たくさんの魚が見られたし、海がきれいでした。佐渡海洋深層水もおいしかったです。でも、一番は五泉市の水です。
初めて丸ごと一ぱいのカニを食べました。ぷりぷりしていておいしかったです。また食べたくなりました。
砂金採り体験では、砂金を採るのがとっても難しかったです。昔の人は大変だったんだなと思いました。
太鼓体験では、みんなで音を合わせて演奏できたのがうれしかったです。
佐渡金山では、昔の人の大変さが分かりました。全部手で作業していたから、今と違ってすごいことだと思いました。
今朝,地域の方からお電話をいただきました。子どもたちが登校をしている時の様子についてです。粟島公園の自動販売機のごみ箱が風で倒れ,空き缶が散乱していたそうです。それを見つけた登校中の6年生数人が,一緒に空き缶を集めてその付近をきれいに直していたそうです。あまりにも素敵で立派な姿だったということで,お褒めの言葉をいただきました。さすが,6年生! 五小自慢の子どもたちです。
学校の校庭にトンボがたくさん飛んでいます。休み時間になると玄関前の池のほとりに子どもたちが集まり,みんな人差し指を空にかかげています。秋の風物詩です。小さなヤゴを見つけて喜んでいる子どもたちもいました。天気のいい日に元気に仲良く外で遊ぶ子どもたちがたくさんいます。とっても元気で優しい五小自慢の子どもたちです。
グラウンドではサッカーをして遊ぶ子どもたちがたくさんいます。高学年の子どもたちが,男子も女子も一緒になってサッカーボールを追いかけ回し,楽しそうに遊んでいます。体育館には,中学年の子どもたちが体育館に集まり,運動委員会の子どもたちがボールを出すのを今か今かと待っています。時間が近づくと遊びをやめ,授業や掃除等に遅れまいと一人残らずいなくなります。443人いる子どもたち一人一人が,きちんとルールを守ることによって,どの子にとっても充実した学校生活が保障されます。ルールを守り,社会性を身に付けてきている五小自慢の子どもたちです。
26日のいずみ発表会では,心と声を合わせて群読の発表を行います。たくさんの空気を吸って,大きな声や響く歌声にして吐き出します。一人一人が頑張ってきた成果を発表します。立派に成長した子どもたちの姿を是非ご覧になってください。実りの秋を感じてください。お待ちしています。