5年生 稲刈り体験
9月22日(月)、快晴に恵まれ、5年生が稲刈り体験をさせていただきました。紙マルチを使い、除草剤等を使わずに育てた環境にやさしいお米です。しかし、育てるためには通常よりも倍以上の労力とコストがかかっているとお聞きしました。今回、有機農業で育てられたお米は、五泉市内の小中学校にも提供してただくそうです。5年生はさらに農家のみなさんの苦労を知り、一層の感謝の気持ちをもってご飯を食べることができるようになったと思います。稲刈りで大変お忙しい時期であるにも関わらず、毎年、渡邊さんが子どもたちのためにと、ご尽力くださいます。深く深く感謝申し上げます。
稲刈りを終えた後の作業についても教えていただきました。収穫したお米を訳15%の水分量にするために、一晩中乾燥機にかけるそうです。乾燥させるために、一日400~500リットルの灯油を使うそうです。これだけでもコストがかかっていることが分かります。とてもびっくりしました。
3本の苗が分げつして40本程度に増えていたようです。たくさんの日光を葉で浴び、五泉のおいしい水を根から吸収し、立派なお米がたくさん実っていました。稲刈り用のかまを使って稲刈り体験をさせていただき、刈った稲を学校に持ち帰らせていただきました。いただいた稲は学校のフェンスにかけて天日干しをしています。
スーパーで買うお米の値段は、未だに高値で留まっています。少しでも農家さんの収入が増えて、農家をする人たちが減らないように、さらには増えていくようになって欲しいです。いつまでも新潟県民が自慢と思えるおいしいお米がつくり続けられますように。この田んぼの美しい風景がいつまでも続きますように。